アメリカの野望
2005年1月18日(火)
本日の講演会は、国際政治ジャーナリストの日高義樹さんでした。
NHKワシントン・ニューヨーク支局長を経て、現在はハドソン研究所主席研究員・ハーバード大学理事などを兼任、テレビ大阪にて「ワシントンレポート」にも出演されております。
話は、島国の中だけで蔓延るへんてこな日本人の常識が、世界的見解からはなりずれていることを日本人は自覚してない・・ということから始まりました。
まずは、ブッシュ大統領の評価。日本では、戦争を勃発させたとんでもない馬鹿な大統領。という評価ですが、ご当地アメリカでは、歴代大統領43人中16~17番目に人気のある極めてまともな大統領というのが定評らしいです。
ちなみに日高さんの評価は、①ジョージワシントン②リンカーン③ルーズベルトかブッシュか・・・というくらいのもの。
これはアメリカの学者が気づいていることだそうですが、指導者の条件として「決然と決めて断固として行動する」ことをあげられました。
これは私もそうだと思います。どんなに正しいことを言っていても、行動力なければ、上に達人は駄目なんじゃないかな・・・って思うのです。
それが正しかろうが・・・どうであろうが・・・。
小泉さんにも同じ要素があるのでは・・と思ったのだけど、日高さんは「ブッシュと小泉は似たところはあるけど、ブッシュは、小泉さんのことをいいやつだと思っているだけで、指針がないからあまり言うことをあてにしてない」なんて言われてました。
「リベラリスト(自由で左)であること」「勉強嫌い」「仲間と一緒が大好き」であるブッシュに対して、対立候補であってケリーさんのことは「朝から晩までコンピュータ(人嫌い)」で友達いない人だそうです。別に友達いないことが悪いとは思わないけど、ブッシュさんは、得意の人脈創りのせいで今の確固とした陣営を築き上げ、今の体制を固いものにしているらしいです。
ふたつがぶつかったときに、人脈で固まっている集団と孤立のインテリでは、どうも前者に軍配があがるし、行動直もあるように思うのは私だけでしょうか?
ブッシュさんの構想は、「日本のお金を使って」「中国の工場でものをつくり」「アメリカ人がそれを使う」の3段構え。
ひどい!!ずるい!!
でもこのパターンさえ踏まえておれば、未来は自ずと読めてくるみたいです。
このパターンにはまって北朝鮮情勢を読まれました。
北朝鮮が日本人を拉致しようが、アメリカには何の関係も興味もない。
日高さんは、今年の秋くらいに、アメリカは北朝鮮に支援を送る代わりに、軍事施設の公開を逼るだろうと予測。
もし、それに応じなければ、行動力を持ってキムジョンイル体制をぶっこわし、ウオール街から北朝鮮出身の人間を推して大統領にしてしまうだろうとのこと。現にウオール街に北朝鮮出身のビジネスマンを探す動きがあったらしい。
体制はかならずつぶれると予測。
やぶれかぶれ、北朝鮮が日本向けにミサイルを打とうにも準備に6時間もかかるらしい。それまでに感知した米国の第7艦隊に攻撃されるので到底不可能。
アメリカは日本を守ってくれるか??それは、ブッシュさんの構想を見れば判るとおり、「日本のお金を使って・・・」の日本がつぶれては大変困るので守ってくれる。総ては利害関係のバランスの上になりたっているのですね。
だから日本の経済も大丈夫。なぜならアメリカがあてにしてくれてるから・・・・。
次に台湾。中国の軍事力は台湾のそれよりも貧相。ソ連のお下がりの1960年~70年の設備を今創ってるらしい。潜水艦だって中国のはまっすぐに走れない。アメリカのは時速80キロくらいで走るのに・・・。
高いのはミサイルの能力だけ。もし、中国が台湾を攻撃しようものなら、台湾とアメリカの協定でアメリカが中国に報復できるそうなので・・中国は手をださないだろうとのこと。
昔アメリカがロシアのクレムリンに向けて配置したパーミング2ミサイルなら15分で中国にとどくらしい。
中国の経済力について
今やアメリカの独断場。誰もアメリカに文句は言えなくなってきている。経済に関しても政治力を行使する。
中国がアメリカのドルを買わなくなってきている。これに対してもドルの価値をアメリカが操作して経済をあやつったような市場操作、石油を使わせないような手を使って、経済独占を食い止める・・・だろうとのこと。
こんな話でした。
アメリカが経済破壊して中国の独断場がやってくる・・って私は思っていたんだけどなあ。
世界的に有名な資産家が、次の経済の中心は中国だから中国語を子供に習わせている・・ってのも聞いた事があるし・・・。
ただ、中国は本当に覇権主義だし、私としてはアメリカ的正義の方が、表向きだけでも生きやすいし気に入ってる。中国のお茶やお菓子は好きなんだけど・・。
そうそう・・体制崩壊後の北朝鮮を助けるのは、日本の企業に負わせるらしいですよ。アメリカは・・・。
日本の企業が出資して北朝鮮の安い人件費でものをつくり・・アメリカがつかう。
日本のお金で・・ってゆうのは、いわずと知れた・・アメリカの国際を買わすってことなのですね。
日曜日のサンデー討論会も面白いけど、日高さんの話も面白かったです。
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ワシントンレポート
日高さん曰く・・・大阪の人には受けが悪い。名古屋の人が一番視聴率が高くよく勉強されている・・とのこと
テレビ大阪 月1回 日曜日 午後4時から5時15分の放映
ハドソン研究所
ホワイトハウスには300人のスタッフが関わっていて、内50人が幹部、28人が日高さんも所属する「ハドソン研究所」の人間でスピーチ
ライターや予算管理局長などもおられるそう。勤務時間AM7:00~8:00。
Posted by: kyoro | January 19, 2005 at 10:29 PM